紫陽花の花束を

独り言から遊戯王、模型などなど思うがままに書いていく

9.25けもフレショックの影響の大きさ(15:23加筆修正)

感情に任せたままに書き記したものなので、過去最高に読みにくいと思います。それでもよろしければお読みください。



全てはこのツイートから始まった。

このツイートの中身や憶測については他所で触れられているため今回はあまり触れないようにしていく。また私はKADOKAWAに少なからずの責任はあると考えるため、本記事ではのけものにして論を広げていく。単純にどこで被害が出るのかという風に考えた。お問い合わせフォーラムや株主総会の質問の手助けになってもらえたら幸いである。


ブシロード
おそらく本騒動最大の被害者の1つ。TCGスマートフォンアプリなどを手掛けるグループ企業。
主なけもフレとの絡みはTCG関係(ヴァイスシュヴァルツとスリーブなどの関連品)と新作アプリけものフレンズ パビリオンの2つが挙げられ、けもフレブームに乗った上に長期的に本作品を支えてくれるであろうと予想されていた。
話を本題に移そう。今回、ブシロードが最大の被害者といった理由は新作アプリの存在が原因である。
9月21日、東京ゲームショー2017で具体的な内容が明らかになった4日後にこれである。ネクソンから直接アプリの開発権を買い取ったのか、製作委員会から買い取ったのかは不明ではあるが、其れ相応の額を支払ったというのは間違い無いであろう。

ここでブシロード社長の本騒動に関すると思われるツイートを見てもらいたい。


微妙にこのツイートも炎上しているし、炎上の理由も理解できる。
しかし、この騒動がどうなろうとけものフレンズというコンテンツに大なり小なり傷が付く。しかも、その原因が元々の権利を持つ会社だというから影響力も尋常なものではない。きっとブシロードにとってもたつき監督が外れる、もしくはそれに伴う本騒動は青天の霹靂だったのであろう。
先述の通り自分達の会社が力を入れているコンテンツで、自分達のあずかり知らぬ所でこのような事態が起きた。そりゃ何かしら言いたくなるわけだ(内容の是非は今回問わないこととする)。

日清食品
言わずと知れた食品企業。つい先日どん兵衛とコラボし、その動画が2日で200万再生を超えた事で大きな話題となっていた。
そのコラボが、今回の騒動で角川が一方的にヤオヨロズとの製作を打ち切ったという説の証拠として挙げられることから、(企業的に迷惑をかけるという)被害を受けているという風にカウント。
また、その証拠と言われる理由は「8月に入ってから辞退の申し入れがあった」という旨の発表が角川側から行われたが*1どん兵衛と9月の頭にコラボを行なっていたことから「8月」にヤオヨロズ側が手を引いていたとは考えにくいという理由からである。*2
どちらにせよKADOKAWAの行動は大企業としての品格を疑われる行為なのは間違いない。

・グッズ提供・販売に関わる会社
あまりにもざっくりしたくくりではあるが、大小合わせて該当する会社が多いのでまとめて書く。先述したブシロードもこのくくりに入るが、新作アプリという大きな理由があったため別項目として扱う。
ここで考えられる被害は先述のイメージの低下と「たつき監督の」けものフレンズの商品を展開して行こうとした企画が存続の危機になってしまうということにある。
今の状態を鑑みるにKADOKAWAにとって「一期と同じ体制で二期を望むことを願う勢」は煩いクレーマーに過ぎない。だから支配権を得た今、強引にでも「新たなけものフレンズ」を作ろうとするだろう。だがそうなると一期のファンというのは邪魔でしか無い。そうなると一期の商品展開を停止して二期の商品展開をゴリ押すことで一期の存在を塗り替えようとするといった可能性だってある。
そうなってしまえばグッズ展開をメインにする企業、(金銭というより内部での予定が大きく狂うという点で)大きな影響を受けるだろう。

総評

近年、テレビの表現や内容等に苦情を入れる際、スポンサーに意見を送ったり上層部に直接送るという方法が効果的だと判明し、テレ東の250通も意見が来たら大事態という発言、スマートフォンの普及による報告のしやすさといった点から視聴者の意見を送るハードルが下がって来ている。
本しゃぶり氏のたつき監督を『けものフレンズ』に戻したいならメールを送れ - 本しゃぶりの通り、賢い方法で我々の群としての力を見せるときべきだ。

本記事ではけものフレンズの関係各社についていくつか紹介したが、本しゃぶり氏の本体に直接意見を送るという方法の他として、外部の関連各社にも送るという方法もあるのでは?という考えから予想される影響も含めて記したものである。
本騒動はオタク業界と呼ばれる業界において、最大級の人数、企業を巻き込んだ大事態だろう。こっちのほうが圧倒的に「パークの危機なのだ!」状態である。力が小さかろうと数で戦うのが強い、ランチェスターの法則にも書いてある。
みんなで力と知恵を合わせて立ち向かう。それが我々がけものフレンズから学んだことである。そろそろ我々の群れとしての力を見せるときであろう。
願わくば元の平穏なジャパリパークが戻ってくれることを願うばかりである。




余談 私が危惧していること

今自分の中で一番危惧しているのが一期の黒歴史化、けものフレンズシリーズの停止である。
9月27日時点で、ある程度の回復の兆しはあるもの本騒動で株価が夜間取引において瞬間的ではあるが5%、東京株式市場においては2%も下落し、いくつものニュース媒体で本騒動が取り上げられたりもした。また、その過程のKADOKAWAサイドの対応に対する批判も多く出ることとなった。
それに伴い、自身の思い通りにならないけものフレンズというコンテンツを停止させる可能性がないとは言い切れない。下手に自分たちの非を認めるくらいなら全て吹き飛ばしてしまえという理論である。
仮にも大企業という看板を背負っている以上それはないという風には思いたいが、今までの愚行とも言える行動を見ている限り強く否定できないのも事実であると思う。
さながらザビ家がサイド3の実権を握った時にダイクン家とそのシンパの排除を図ったように、GP計画が地球連邦軍にとって都合の悪い事態を隠蔽するために抹消されたように、都合の悪い、ヤオヨロズのけものフレンズ黒歴史に葬られてしまうかもしれない。
まさかまさかとは思っていても悪手ばかり連発しているこの状態、悪い想像ばかりしてしまうが、とにかく今は意見をフォーラムから送って祈るくらいしかする事がない。早く本騒動が少しでも気持ちよく終わることを願ってやまない。


12:20 一部修正
13:04 日清食品の項を加筆、タイトル・一部修正
15:23 タイトル・一部修正、グッズ販売関連企業・総評・危惧の項を加筆

*1:リンク: http://kemono-friends.jp/archives/category/news/

*2:さらにそれを裏付ける証拠として9月18日にたつき監督のツイッターから、Mステ出演の応援画像が投稿されていることから、いきなりの解任説をより強固にしているが今回は余談として扱う