案外リンク召喚が楽しい(前哨編)
遊戯王、終わったわ。(n回目)
5ds開始時からのんびりと、avから本格的に遊戯王をやり始めた筆者なのに、何度聞いたか分からない台詞。下手すると新しいパックが発売されるたびに聞くかもしれないこの嘆き。
今回のルール改訂の一報は「流石にないわー…」と思っていました。しかし、デッキ的にはエクストラに強く依存しないタイプのデッキを使用してたので特にダメージもなく、*1「なんだよーリンクモンスター買わなきゃいけないじゃんかよーコンマイめー」とネットの反応ほど否定的ではありませんでした。*2
その一方、文字通り膝から崩れ落ちた弟。彼はDDD、ジャンド、クリストロンで組んでいたのです…
弟は私と違い割とガチ寄りで組んでいた事もあり環境メタの高価なカードも買い漁ってたという事も今回のルール改訂で大きなダメージを受けた理由でした。
周囲の被害のみならず、嘘か真か相場の大きな変動によりカードショップ閉店とかいう噂まで流れる始末。世界恐慌かよ…*3、遊戯王が世の中に与える影響ってマジであるんだな…とか思ってるうちにブーブー言いながらいつもの様に適応する決闘者達。そして無事アークファイブも最終回を迎え!リンク召喚に使えるカードもある程度研究され遂に!遊作君、デコードトーカーと共に新ルールがやって来た!というわけです。
まず、私が10期のカードを見たときの反応は、条件が軽い特殊召喚と蘇生多いな…という印象がありました。
例えば汎用カードの戦線復帰。これは墓地モンスターを守備表示で完全蘇生させる罠。リンクモンスターは召喚できないというデメリットはありますが、デッキによってはリビデよりも相性カードだと思います。(永続罠リリースを使う場合やバウンスで再利用とかを考慮しないなら尚更)少なくとも私は、モンスターをリリースしたりしても場に残らないという点とサイクロンとかにチェーンしてもモンスターは場に残るっていう点でこちらの方が好きです。
他にも相手にモンスターがいなければ特殊召喚できる星1機械族のハックワームや星4以下なら効果無効守備表示で召喚できる星1戦士族の切れぎみ隊長とリンク召喚に使ってくれ!と言わんばかりの面子ですよ*4、しかも割とレアリティ低いから割と集まってすぐにデッキに組み込んで試せたりする点も大きい。
あとはサイバース族限定にはなりますが、サイバースが場にいたら特殊召喚できるサイバース・セクレタリー、デュエル中一回ではあるがリンク召喚素材になったら星4以下のサイバースを墓地から効果無効なしで守備表示で召喚できるスタック・リバイバーというモンスターたち。
確かに以前の様なエクストラからエクストラへとガンガン展開するということは間違いなく難しくなりました。ですが、低級を展開してリンク召喚、そこから繋げていくという新たな経路が必要になったことや、環境が一変したことで少なくとも暫くは以前の環境のようなexデッキから絶望が飛び出すといった構造は変わってくるのではないのでしょうか?
長くなって来たので一度切りますが、やってみたら納得の行くところがあったので新ルールの今後に期待するというのが今の私の意見です。
後編(?)に続きます。