紫陽花の花束を

独り言から遊戯王、模型などなど思うがままに書いていく

人として時期がずれている:追記

毎日書く癖をつけるためにも更新

 

そんな私でも昔は誰か君(=恋人)がいれば変わる?なんて思っていました。実際それは正しかった訳ですが、そんな上手く行き続けるといつのは無理な話。少なくとも私には。

 

実際、恋人ができた時は過去最高にポジティブになり某御大将のように「我が世の春が来た!!」といった感じ。惚気話になってしまい恐縮ですがこれもまた、自分には似合わないほどの美人。それに知的で優しさに溢れた女性だったしその内にマジで死ぬんじゃないかと何度も思い、詐欺でないかと疑った。しかし、そんな事もなく人生最高密度の日々を送りました。

しかし、振り子が大きく振れれば振れるほどその復路も大きく揺れるというのは道理。当然訪れる別れの時。その方法は意外や意外、まさかの失踪。後に知った事ですが、彼女はとんでもない名家の御令嬢。実家で縁談が勝手に進んでいってしまった上についに潜伏先もバレてしまい強制送還とのこと。

そんな事も知らない私はしばらく現実を受け入れられず文字通り死んだように生きていたらしい…(殆どその時期の記憶がないため)

先ほど述べたように振り子は大きく振れた後にはまた大きな振れがやってくるものでした。それは若い頃から仲良くしていた親友。彼女は引っ越し、遠く離れてしまったものの私だけには連絡先を教えてくれて10年近く交友を続けていたのです。

彼女は私が変だということを他愛ないメールから察してくれ、直ぐに「何かあった?」と聞いてくれました。私も「こんな話しても誰も信じてくれないよな、名家の御令嬢とか、政略結婚とかって今時ドラマでもねぇよ」と思ってたものの真摯に話を聞いてくれ、唯々慰め続けてくれました。その後幾らか心に余裕ができて来て何時ものようにくだらない話で盛り上がり、以前よりも距離が近づいた。それで久々に会おうという話になった。

皮肉にも1人の人間との別れが別の人間と強く繋がるきっかけになったという話。

 

 

まあ当然彼女も失踪するんですけどね。それも家族ごと。むしろ蒸発が一番適切な表現かもしれないけど。

まあ、もう無理ですよね。恋人ではなく親友としてだけど、同時期に自分の大切な人2人疾走って。今まで数回付き合った人みんな何かしらの不幸で別れてるし。(事故やら事件やらで)それに親友まで失うとか前を向けってのが無理な話で、精々頑張っても世間は斜め下から羨望するように軽蔑するように見ることしかできない訳ですよ、はい。

そんなに人は振り子にすら嫌われたのか幸せ方向への振り子は現在運休して、普通状態駅から不幸方面への折り返し運転の真っ最中!

 

もう人並みの幸せをくださいなんて言わないから人並み以上の不幸せはいりません。どうかよろしくお願いします。

人として時期がずれている

自己紹介がてらの絶望的な話。

 

いつもタイミングがずれてばかりの人生を送っています。ただ自分はそれを逃しているというわけではなくタイミングが「ずれているの」です。

 

流行に乗るか悩んでる内に結果として「乗り遅れて」、何食わぬ顔で「昔から好きでしたよー?」というのならまだしも、「なんで今なの?」という時期に私は何かとハマってしまうようです。

 

例えば私が絶望先生にハマった時期というのが2015年。恐ろしいこと?にきっかけが全く思い出せません。そもそもそんな時期に久米田康治先生近辺で何か大きなこと(新連載、連載終了、アニメ化等)もなかったはずですし…

一般的には連載を読んでた、アニメ化のタイミングで、絶望放送を聞いてといったきっかけなら普通でしょうし、最終話、最終巻を知ってからというのも有り得ます。実際、最終巻の発売はネットでニュースにもなっていましたし、話題にもなってたように記憶してます。

 

何が悲しいかって話なのですが、「流れ」に乗って楽しめないというのがツライのです。

よくあるAI物の作品の「これが楽しいという感情なのでしょうか…?私のデータベースの感情データーよりも複雑な流れ…」とかいうアレです。知識と体験には埋めがたい乖離があるという話です。

最近だとFGOの魔神柱狩りが採取決戦呼ばわりされて一秒間に44柱狩られてたとか、「もっと寄越せバルバトス」とかというその場の流れで生まれたネタというものは物凄い勢いで鮮度が落ちていくのです。さらにその場でこのような話題が流れていくのを見ていたとしても、FGOをやってない人には「ふーん」程度、良くて「なんだよその勢いはwwww」程度なのです。

 

私のようなずれてばかりの人間はその場の空気を味わえるということがほとんど無いのです。できることは当時の記録を後になって見直すしか無いのです。まだ、タイミング逃したのなら自分を責められるのですが、ただずれている私には圧倒的な虚無が心を覆うだけなのです。

 

だからといって努力をしても私が住むは北海道。本が届くのもアニメをやるのも一歩遅れた北海道。もう生まれた瞬間から流行から一歩後ろを行くことが確定している。他人の踏んだ足跡の上を歩いて生きていきます。

 

 

ブレブレ人生を送るズレズレ人間の呟き。