案外リンク召喚が楽しい(本編)
前の記事では新ルール導入の時の感想や10期のカードは展開力が上がってるというお話をしました。
という訳でリンク召喚が楽しい話。
新ルールもお互い頭に入れたし、弟と決闘する事にしました。私はサイバース、弟は星杯で三戦行い、その後弟はクリストロンを微妙にいじったデッキを使って数戦と、おおよそ十戦弱ほど行った感想。
長期戦になるなぁ…と。つまり、ワンサイドゲームになりにくく、ドロー次第で一発逆転!という負けても勝っても気持ちのいいゲームが行えるという訳です!
この理由としては、お互いリンク召喚に慣れてないということも大きいのでしょうが、蘇生、特殊召喚が多い上に、お互い盤面を一方的に支配するということが少ないため拮抗しやすいのではないかと思いました。
それと色々懸念してたs召喚の話。元々、s召喚はチューナーと非チューナーを並べる以上、低レベルを並べる事には長けています。それにリンク召喚はチューナーのみやレベルがうまく合わなくても、ゆるい召喚条件故に事故ってシンクロを展開できなくても盤面をどうにかできたりもします。無論リンクモンスターはシンクロ素材にできないので後々の戦略を変えなくてはなりませんが…
それでクリストロンは相手ターンにシンクロを行い相手のペースや戦略を崩すのが得意のコントロールデッキ。そのためか、大量展開をする事は多くなく、エクストラデッキからのシンクロモンスターが渋滞を起こしてシンクロできない、ということは多くなく感じました。無論、一部展開方法を変える必要がありましたが、案外どうにかなるものでした。
アークファイブや新ルールで荒れに荒れてた遊戯王界隈でしたが、これを機に過去に微妙扱いされていたカードが再評価されるようになったり、俺、こんなコンボ考えたよー!という少年時代の遊戯王の楽しさというのも味わい直す事もできました。
ただ、p召喚や本当に死んでしまったカードもあり、もう少し移行までに時間を設けたりフラゲから新ルール公表までの距離を短くできる様な工夫は取れなかったのか?とも思います。
どちらにせよ今嘆いても仕方ありませんし、トップとの差が縮まった今こそ、どんどん遊ぶべきではないでしょうか。
「おい、デュエルしろよ」いった総ツッコミの入ったデュエルすらしない衝撃の1話に始まった、ブレインズも「世界観、デュエル、キャラクター」この3つも魅力的で個人的には非常に楽しみに感じています。ストーリーだけではなく、果たして過去の召喚方法のサポートはいつ出てくるのか等々現実面から言っても今年も遊戯王から目が離せなそうです。
案外リンク召喚が楽しい(前哨編)
遊戯王、終わったわ。(n回目)
5ds開始時からのんびりと、avから本格的に遊戯王をやり始めた筆者なのに、何度聞いたか分からない台詞。下手すると新しいパックが発売されるたびに聞くかもしれないこの嘆き。
今回のルール改訂の一報は「流石にないわー…」と思っていました。しかし、デッキ的にはエクストラに強く依存しないタイプのデッキを使用してたので特にダメージもなく、*1「なんだよーリンクモンスター買わなきゃいけないじゃんかよーコンマイめー」とネットの反応ほど否定的ではありませんでした。*2
その一方、文字通り膝から崩れ落ちた弟。彼はDDD、ジャンド、クリストロンで組んでいたのです…
弟は私と違い割とガチ寄りで組んでいた事もあり環境メタの高価なカードも買い漁ってたという事も今回のルール改訂で大きなダメージを受けた理由でした。
周囲の被害のみならず、嘘か真か相場の大きな変動によりカードショップ閉店とかいう噂まで流れる始末。世界恐慌かよ…*3、遊戯王が世の中に与える影響ってマジであるんだな…とか思ってるうちにブーブー言いながらいつもの様に適応する決闘者達。そして無事アークファイブも最終回を迎え!リンク召喚に使えるカードもある程度研究され遂に!遊作君、デコードトーカーと共に新ルールがやって来た!というわけです。
まず、私が10期のカードを見たときの反応は、条件が軽い特殊召喚と蘇生多いな…という印象がありました。
例えば汎用カードの戦線復帰。これは墓地モンスターを守備表示で完全蘇生させる罠。リンクモンスターは召喚できないというデメリットはありますが、デッキによってはリビデよりも相性カードだと思います。(永続罠リリースを使う場合やバウンスで再利用とかを考慮しないなら尚更)少なくとも私は、モンスターをリリースしたりしても場に残らないという点とサイクロンとかにチェーンしてもモンスターは場に残るっていう点でこちらの方が好きです。
他にも相手にモンスターがいなければ特殊召喚できる星1機械族のハックワームや星4以下なら効果無効守備表示で召喚できる星1戦士族の切れぎみ隊長とリンク召喚に使ってくれ!と言わんばかりの面子ですよ*4、しかも割とレアリティ低いから割と集まってすぐにデッキに組み込んで試せたりする点も大きい。
あとはサイバース族限定にはなりますが、サイバースが場にいたら特殊召喚できるサイバース・セクレタリー、デュエル中一回ではあるがリンク召喚素材になったら星4以下のサイバースを墓地から効果無効なしで守備表示で召喚できるスタック・リバイバーというモンスターたち。
確かに以前の様なエクストラからエクストラへとガンガン展開するということは間違いなく難しくなりました。ですが、低級を展開してリンク召喚、そこから繋げていくという新たな経路が必要になったことや、環境が一変したことで少なくとも暫くは以前の環境のようなexデッキから絶望が飛び出すといった構造は変わってくるのではないのでしょうか?
長くなって来たので一度切りますが、やってみたら納得の行くところがあったので新ルールの今後に期待するというのが今の私の意見です。
後編(?)に続きます。
人として時期がずれている:追記
毎日書く癖をつけるためにも更新
そんな私でも昔は誰か君(=恋人)がいれば変わる?なんて思っていました。実際それは正しかった訳ですが、そんな上手く行き続けるといつのは無理な話。少なくとも私には。
実際、恋人ができた時は過去最高にポジティブになり某御大将のように「我が世の春が来た!!」といった感じ。惚気話になってしまい恐縮ですがこれもまた、自分には似合わないほどの美人。それに知的で優しさに溢れた女性だったしその内にマジで死ぬんじゃないかと何度も思い、詐欺でないかと疑った。しかし、そんな事もなく人生最高密度の日々を送りました。
しかし、振り子が大きく振れれば振れるほどその復路も大きく揺れるというのは道理。当然訪れる別れの時。その方法は意外や意外、まさかの失踪。後に知った事ですが、彼女はとんでもない名家の御令嬢。実家で縁談が勝手に進んでいってしまった上についに潜伏先もバレてしまい強制送還とのこと。
そんな事も知らない私はしばらく現実を受け入れられず文字通り死んだように生きていたらしい…(殆どその時期の記憶がないため)
先ほど述べたように振り子は大きく振れた後にはまた大きな振れがやってくるものでした。それは若い頃から仲良くしていた親友。彼女は引っ越し、遠く離れてしまったものの私だけには連絡先を教えてくれて10年近く交友を続けていたのです。
彼女は私が変だということを他愛ないメールから察してくれ、直ぐに「何かあった?」と聞いてくれました。私も「こんな話しても誰も信じてくれないよな、名家の御令嬢とか、政略結婚とかって今時ドラマでもねぇよ」と思ってたものの真摯に話を聞いてくれ、唯々慰め続けてくれました。その後幾らか心に余裕ができて来て何時ものようにくだらない話で盛り上がり、以前よりも距離が近づいた。それで久々に会おうという話になった。
皮肉にも1人の人間との別れが別の人間と強く繋がるきっかけになったという話。
まあ当然彼女も失踪するんですけどね。それも家族ごと。むしろ蒸発が一番適切な表現かもしれないけど。
まあ、もう無理ですよね。恋人ではなく親友としてだけど、同時期に自分の大切な人2人疾走って。今まで数回付き合った人みんな何かしらの不幸で別れてるし。(事故やら事件やらで)それに親友まで失うとか前を向けってのが無理な話で、精々頑張っても世間は斜め下から羨望するように軽蔑するように見ることしかできない訳ですよ、はい。
そんなに人は振り子にすら嫌われたのか幸せ方向への振り子は現在運休して、普通状態駅から不幸方面への折り返し運転の真っ最中!
もう人並みの幸せをくださいなんて言わないから人並み以上の不幸せはいりません。どうかよろしくお願いします。
人として時期がずれている
自己紹介がてらの絶望的な話。
いつもタイミングがずれてばかりの人生を送っています。ただ自分はそれを逃しているというわけではなくタイミングが「ずれているの」です。
流行に乗るか悩んでる内に結果として「乗り遅れて」、何食わぬ顔で「昔から好きでしたよー?」というのならまだしも、「なんで今なの?」という時期に私は何かとハマってしまうようです。
例えば私が絶望先生にハマった時期というのが2015年。恐ろしいこと?にきっかけが全く思い出せません。そもそもそんな時期に久米田康治先生近辺で何か大きなこと(新連載、連載終了、アニメ化等)もなかったはずですし…
一般的には連載を読んでた、アニメ化のタイミングで、絶望放送を聞いてといったきっかけなら普通でしょうし、最終話、最終巻を知ってからというのも有り得ます。実際、最終巻の発売はネットでニュースにもなっていましたし、話題にもなってたように記憶してます。
何が悲しいかって話なのですが、「流れ」に乗って楽しめないというのがツライのです。
よくあるAI物の作品の「これが楽しいという感情なのでしょうか…?私のデータベースの感情データーよりも複雑な流れ…」とかいうアレです。知識と体験には埋めがたい乖離があるという話です。
最近だとFGOの魔神柱狩りが採取決戦呼ばわりされて一秒間に44柱狩られてたとか、「もっと寄越せバルバトス」とかというその場の流れで生まれたネタというものは物凄い勢いで鮮度が落ちていくのです。さらにその場でこのような話題が流れていくのを見ていたとしても、FGOをやってない人には「ふーん」程度、良くて「なんだよその勢いはwwww」程度なのです。
私のようなずれてばかりの人間はその場の空気を味わえるということがほとんど無いのです。できることは当時の記録を後になって見直すしか無いのです。まだ、タイミング逃したのなら自分を責められるのですが、ただずれている私には圧倒的な虚無が心を覆うだけなのです。
だからといって努力をしても私が住むは北海道。本が届くのもアニメをやるのも一歩遅れた北海道。もう生まれた瞬間から流行から一歩後ろを行くことが確定している。他人の踏んだ足跡の上を歩いて生きていきます。
ブレブレ人生を送るズレズレ人間の呟き。